本記事では、就職活動をしている皆さまに就職活動を経て現在は大手製造業メーカーの技術者として働いているワクテクから、就職活動をする際には志望動機を必死に考えないといけない理由を紹介したいと思います。
本記事はこんな方にオススメです!
- 志望動機を考えるのが面倒臭い
- 志望動機をなんとなくしか考えていない
- 社会人生活で失敗したくない
志望動機の軸にすべきもの
まず初めに本記事の結論である、就職で失敗しないためにも軸にすべき志望動機からお伝えしたいと思います。
志望動機の軸にすべきことはズバリ、
- 好きなこと
- 得意なこと
- 夢も持てること
です!
当たり前だと思うかも知れませんが、意外に本気で自分と向き合う時間がなかったり、どうやったら好きなことが見つかるのか分からず、
「給料が高い」や「知名度がある」や「社会的ステータスが高い」という理由でなんとなく仕事を決めてしまっている人が多いかと思います。
本記事では、志望動機を本気で考えずに、なんとなくで仕事を決めてしまった際に社会でどういうことを経験することになるかご紹介した後に、志望動機の軸となる「好きなこと」「得意なこと」「夢を持てること」を見つけるコツを紹介したいと思います。
理由①:辛い仕事を乗り切れない
志望動機を本気で考えないとヤバイ理由の1つ目は「辛い仕事を乗り切ることができない」です。
ワクテクの経験から、これまで仕事をしてきて「自分の責任でないのに周りから責められる」時は辛かったです。
「自分の責任でないのに周りから責められる」とはどういうことか?
会社では組織で仕事をすることになります。組織で仕事をする場合、上司と部下の関係が必ずできます。これはいくら出世しようとも、逃れられない仕組みです。仕事では主に、上司が決めた枠組みの中で、部下は仕事をしなければなりません。上司が決めた枠組みとは、決められたリソース(人材、予算、工期など)を元に仕事をするということになります。
優秀な上司であればいいのですが、残念ながらそうじゃないパターンの方が多く、残念な上司が決められたリソースで仕事をするとどういうことが、部下に起きるかというと・・・
仕事が進むに連れて、リソース(人材、予算、工期など)が大幅に足りなってくるという事態が発生します。その結果、自分が決めた枠組み(リソース)でないのに、周りの関係者からは
「なんでこんなに工期が短いの?絶対間に合わないじゃないか!」
「工期が間に合わないから、もっと人手を増やしてよ!」
「人手を増やす予算がない?どういうつもりで仕事をするつもりだったんだ!」
など、厳しい言葉を言われることがあります。
上司が決めたことなのに、あたかも自分が悪いことになり、関係者に謝らなければならないのです。自分の責任でないのに、ただただ謝る日々が続くとやはり辛いものです。
志望動機を本気で考えずに、なんとなくで今の仕事をしていると、この様に自分の責任でないのに周りから怒られることが続くと、やる気もなくなり気持ちが滅入ってしまい心の病気にもなりかねません。
今の仕事に対して、志望した初志を持っていると、辛い仕事でも好きな仕事で成長して、自分の描く夢に近くタスクだと思うことができ、前向きに仕事に取り組むことができます。
理由②:仕事をこなすだけで日々から刺激がなくなる
志望動機を本気で考えないとヤバイ理由の2つ目は「仕事をこなすだけで日々から刺激がなくなる」です。
社会で働くことになると、生活時間のほとんどを仕事に費やすことになります。その生活が数十年続くことになります。
自分の仕事が、なんとなく選んだ仕事だった場合どうでしょうか?
理由①で紹介した嫌なことも起こる中で、好きでもなく、なんとなく選んだ仕事をしていると、日々が退屈になってきます。仕事を始めた時は目新しいことが多く刺激を得られることもあるかも知れませんが、そんな感覚は1年ほどでなくなってしまいます。
1度しかない人生において、多くの時間をなんとなく選んだことに費やすことになっても良いのでしょうか?
日々の仕事で刺激を受けてワクワクできれば、そんな幸せなことはないのではないでしょうかそうか。
日々の仕事でワクワクするためには、好きなことで夢に向かって仕事ができているかが重要になってきます。
最後に「好きなこと・得意なこと・夢」を見つけるコツについて紹介したいと思います。
「好きなこと・得意なこと・夢」を見つけるコツ
好きなこと・得意なことを見つけるためには、自分と深く対話し自分はどんな性質を持っているのか理解することが重要になってきます。
では、どうやって「好きなこと」「得意なこと」を見つけるのか?
それは、幼稚園〜小学校〜中学校〜高校〜大学の順にこれまでの人生を振り返って、「好きだったこと」「得意だったこと」を出来るだけ書き出してください。そして、似た内容のものをグルーピングしていきましょう。多くの内容を含むグループこそが、あなたの特性であり、「好きなこと」「得意なこと」である可能性が高いのです。
その時のコツとして、出来るだけ幼少期の頃を振り返ることに注力してください。
その理由として、人は幼少期に経験した環境や経験が、現在の性格に大きく影響を及ぼしているからです。また、「好きだったこと」「得意だったこと」を考える時には、他人と相対的に考えていけません。あくまで、自分の中で「好きだったこと」「得意だったこと」をあげるようにしてください。他人と比較して、その段階で劣っていたって問題ありません。自分が好きで得意と感じていることには、人は継続して取り組むことができ、長い社会人人生の中で、そのスキルを伸ばしていけば必ず他人には成し遂げることができないことを達成できるようになります。
次に「夢を持てること」の見つけるコツですが、それは上記に書いている自分の「好きなこと」「得意なこと」に熱中して取り組み、自分ができることを増やすことです。
どういう事かというと、スキルがなければ「やれそうなこと」も分からないという状態から抜け出せないのです。例えば日本料理が好きな人がいた時に、料理を作ることをに熱中して、どんどんスキルを高めていくと、そのスキルを使って海外で日本料理屋をオープンしたいと思い始めるかも知れませんし、はたまた料理教室の先生になって人に料理を教えたく思い始めるかも知れません。要はスキルを身に付ける前から、夢を考えても、人生はいろんな出会いやイベントが予期せぬ時に起きるため、最終的な夢はその時々で多少なりとも変化していくと僕は思います。
ゼロスキルの状態で夢を考えろと言っても、見つけることはなかなか難しいものです。夢を見つけるためには、目の前の好きなことに集中して取り組んで行くしかなく、ある程度できることが増えてきた時にふと自分が取り組みたい夢が見えてくるのです。
コメント